「動物たちがぐるぐる回って体を干して飴を食べる話があるんだから」
「指輪を捨てにいく話が今読み出せた」
「あれは戦闘もあったような。使命を果たし世界を救う系」
「世界は誰かに任せる」
「救うにはまず危機に陥らせないと。任せる以前に工作」
「好きな人と揉める話か、キライな奴とわざわざぶつかる話か」
「嫌いな奴じゃなくて好きな敵(好敵手)らしい」
どっちにしても戦いだ。もめないと「レベルアップ戦闘もなくてメリハリのない」話になるから。
「ゴドーを待ちながらとか、死霊の盆踊りを目指せばいいでしょう」と姉さま。
「どうこうしてなくても楽しい、ですか」とアイリス。
「いや、あれ楽しいか」とガガ。
呆れ果てるが見てやってもいいよってストーリー。
「ストーリーを何にも思い出せないんだよ」
「頭蓋骨にしたらガランドーだからね」
神は細部(ディテール)に宿るそうだ。
手指の描写とか。詰めてたり激しいのは別です。
「個性のない主役でかまわないわよ。いてもいなくてもおんなじなところが長所」と綿帽子。紫水晶が周りをぐるぐる回って写真をとっています。綿帽子だけ写すのです。
「肉を骨まで殺ぎ落としたら何だって自分が主役ストーリーだろ」とダダ。
蛋白質と脂肪の意外な効用。
「個性的な主役ってたしかに背理だ」と手袋屋。読んだ人が好きに自分の個性を盛り付けられるように、お皿は空けてあるのです。
「方言サンプルの採取協力要請に来た端役がいたりはしない」とガガ。
方言サンプルが集まりきる頃にはその方言なくなってそうだよ。