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帽子わたぼうしと卯月兎

不完全自動生成、CPUララバイ(子守唄)ノベルオリジナル。リラックス&ナンセンス。このブログに書いた後サイトにまとめています。

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鱗粉はクチクラ

魂は蝶や鳥の形で飛んでいくのです。
それを見ることができるのは、たまたまそれが通りかかったときに目に睫毛が入っていて、それに気づいていないひとです。

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蝶と蛾の違い、一番煎じか一番しぼり

ボウッっと青く燐光を発する何かがひらひら飛んでいきます。
「蝶? 蛾?」
「この季節には蝶はいないでしょう」

友愛と殺戮の間

「戦場では治療は軽症者にしかされないって本当?」
「もちろんです。死んでも死ななくても同様の不様が次々補充されますから」
「人道主義の戦争では、連れて逃げる必要分、殺すより負傷させた方が有利だそうですね」と薄縹(うすはなだ)
「ヒューマニズムですね」

人間☆失格

「巴戦は最初に一番強い者を倒すのが鉄則って何かで見たわよ」
「ここの戦は、生まれてすみませんの目的通りのものなので、そんな定石は使われません」

諸君、彼らも戦争が好きだ

「この林を通っていけば静かです。音の結界が、張ってあるんです。三派それぞれ五月蝿いですから」
「巴戦なんですか」とサルビアブルー
「いいえ、一派は日和見蝙蝠です」

返し矢だからさ。念力はリサイクル

「お嬢さん、どうぞこちらへ」と、林の中から見た事のある人が言います。
「あなたは戦争ごっこの興行主でしたね」と。
「破壊されたい天爵千の遊びなんですよ。それ以外の人には矢は当らないのです」

潔く散れと桜を学校に植える

野原では戦をしているようでした。喇叭の音が聞こえ、バラバラと弓が飛び交っています。流れ矢が飛んできて綿帽子に当ったかと思うと桜の枝になって花弁が散っているのでした。

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