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その人は自分の体を突き刺すように指差し、そしてもう一方の手で綿帽子の体を示しました。見ると綿帽子の体も、幽霊のように透き通っていました。「どうして?」と綿帽子がびっくりする間もなく、その人は目を手で覆って、もう片方の手で下を指差しました。ガラス質のずっと遠くでマグマが燃え輝いています。その明るさのせいで、透けてしまうようでした。
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