忍者ブログ

帽子わたぼうしと卯月兎

不完全自動生成、CPUララバイ(子守唄)ノベルオリジナル。リラックス&ナンセンス。このブログに書いた後サイトにまとめています。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

たらいまわし、お子様は優先席

その駅には付属建物が沢山あって入り組んでいます。
どこの窓口に並んでも何度でも「願い事妖精国行き」の切符売り場に回されてしまうので、しかたなくその切符にしました。
子供専用の窓口があって、そこに並べる子供にお使いを頼めれば、早く買えるようでした。
「早さはいいの。行き先なの」

PR

てだれの戦乙女(いくさおとめ)

「蕾アップリケもよく似合う。ポケットがたくさんあって助かったし」白群(びゃくぐん)のジーンズのポケットに詰めようとすると、布が硬くてパキパキンと折れてしまったのでした。
「あの貫禄は、今どんなに頑張っても出せないわね。年季が入用よ。もっと大きくなったらああいうお婆さんになる」
シアーでない濃い色の口紅は大人の女性にしか扱えない武器です。

特大ジャー入り、減ってる様子の見えないワセリン

「決まっているってああいうのをいうんだわ。このエプロンドレスもいいけど、もっとバッチリおしゃれした日に落ちてくるんだった」
綿帽子はとくにあの口紅が素敵だと思いました。綿帽子には、まだあれは無理でした。
「でも、ワセリンを塗っただけのピンクの唇は、色が気分で変化するよ」

ずっと目を楽しませるバービーのままの心意気

いろんな肌の色と色んな服を着た人がいるので、綿帽子もウイスタリアも、じろじろ見られたりはしませんでした。
綿帽子の方は、ビビッドイエローのジャケットと白いミニスカートをはいて、白い大きなつばの帽子、黄色いハイヒール、レモンオレンジ色クラッチバッグの、オレンジよりの赤のルージュをくっきりと塗った、フランス人みたいなお洒落なお婆さんから目が離せません。

オブジェにもどうぞ

ドレスエプロンの蕾型アップリケのポケットから、ふた握りも突き出している、さっき折ったガラスの小枝が、乗る時に使えるのが身振り手振りでわかりました。
「全部食べちゃわなくてよかった」と綿帽子。
「お土産にしようと思ったからね」と竜胆色(りんどういろ)
「お土産にも少しは残るかしら」
「これでお土産を買いすぎなければ」

平安ベルエポック折衷

馬車と牛車と車が道を走っています。綿帽子はあの牛車を見ると、「とにかく『早くしなくちゃ』と思ってたのがわかる」と思いました。「何をってわけじゃないけど」
「例えばさっきは、落ちながらパリパリ折り取ってくるので忙しかったよね」
馬車が乗合バスのようです。「乗合馬車っていうんだよ」とクロッカスがいいます。「あの人は御者」

ツンとしたお澄まし猫

犬は、血統書付というような澄ました顔立ちのがいなくて、みんな野良犬みたいに見えました。好きにうろついてるからもあるでしょう。これだけ放って置かれるなら、噛まれたりする事故はあんまりなかったはずです。
「猫はつながれてるから野良猫が増えることはないわね」
「野良犬がこんなにいるんだから猫が少し増えたって」
「なんだか妙に美人の猫しかいない」
「猫は子猫しかいないみたいだ。大きくならない品種なのかな」
「ああ、それで。チワワ猫なのね」

Copyright © 帽子わたぼうしと卯月兎 : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]